2013年1月12日土曜日

マレーシアの釣り事情

 私の趣味は、釣りだ。だが現在は「I used to go fishing in Japan」と言う状態で、釣りからは遠ざかっている。

 渡馬前は、ペナン島は島だし、陸っぱりで毎日釣りをして、楽しく暮らせるだろうと漠然と考えていた。

 しかし、ペナン島周辺の沿岸は汚れていて、釣りをしたいという気持ちにもならない。ガーニードライブ周辺の海に至っては、ドブ臭い有様だ。

 それじゃあ、カヤックを買って沖で釣りをしよう。と、KLまで出向いてカヤックを買った。が、しかし、カートップはそれほど重労働ではないものの、元々腰痛持ちだったので、その後、ギックリ腰を2回やって、カートップができなくなってしまった・・・。

 だが、カヤックフィッシングの夢は捨てきれない。大自然に抱かれると言うのは、心地の良いものだ。マレーシアでも日本と同様、お魚ちゃんと遊びたい。

 カヤックフィッシングをやるなら、最低でも魚探は必要かな~?。マレーシア沿岸海域の底質は砂だ。この砂漠のどこにオアシスの根があるのか?よそ者の私には、科学力の支援がないと、まともな釣りはできない。

 でも、汚い海でも、釣れなくても、海にぷかぷか浮いているって、楽しいな~~。

ペナン島バツーフェリンギ。正面の建物はThe Reef コンドミニアム

 下記写真は、マレーシアで最初の釣り雑誌(表紙にそう書いてある)「Rod&Line」の新年号の表紙だ。この大物は、KL近郊のポートクランの沖合で釣った「Golden Snapper」(フエダイの仲間)だ。


 この場所は、ポートクランから約30キロ海上の「One Fathom Bank」という浅場だ。「Fathom(ファザム)」とは水深の測定単位で「one fathom」は6フィート、約1,8メートル。

 雑誌に掲載されている海図を確認すると、One Fathom Bankの周辺の水深は30メートル前後なのに、この場所は、極端に浅い。
 

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この辺かな?

 こういう場所には、ベイト(小魚)が集まる。そしてそれを捕食する大型魚も集まる。さらに、ここには沈没船があるとのことだ。沈没船は、魚礁となるので、ピンポイントの穴場となる。

 それで、こんな大物が簡単?に釣れるのだろう。あ~あ、私も釣ってみたいが、私の釣りのプロセスと、お任せ引き回しオフショアフィッシングとは、相容れない。だから、私にはこういう大物が釣れることはないだろう。

 マレーシアでの主な釣りのスタイルは、レンタルボートや乗合船に乗っての「赤物、青物系」の船釣りや、湖や沼での「トーマン(雷魚系)やバス」のルアーフィッシング。河川での「シーバス」釣りが人気のようだ。

 基本的には餌釣りが多いようだが、ルアーフィッシング人口も増えているようだ。その証拠に釣り具店に行くと、ラパラなど有名メーカーのルアーがずらりと並んでいる。


 最近更新されていないが「TEAM 酔いどれ馬国支部」と言うブログを見てもらえれば、マレーシアの釣り事情が分かると思う。

 プチョンに「酔壱(よいち)」という居酒屋がある。ほんとか嘘か知らないが、TEAM酔いどれの釣り仲間が集まって出した店と言うことだが、本当なのかな?

 日本で修行を積んだ板前さんが料理を作ってるらしい。うまいという評判だ。一度、私も行って釣りの話を聞きたいものだ。

 釣り好きの方は、ここで一杯飲みながら、マレーシアの釣り情報を仕入れるのも、いいかもしれない。

 また、こちらも更新されてないが「Jungle Fishing」は、かなりディープな釣りをされていたようだ。私達にこのような釣りは真似できないが、マレーシアの淡水魚について知りたいなら、参考となるHPだろう。
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