2014年10月25日土曜日

出漁も潮次第

 今朝の天候は曇り。室内気温27.4℃。今朝は夜明け前から雷鳴と雨だ。ここ数日間ちょっと雨が多い。

 ちょっと、と言うより激しいスコールが何度か降っている。昨日は、ランカウイパレード前のレストランに道路から溢れた雨水が流入して、店内が水浸しなっていた。

 乾期入りも間近かな?と感じていたが、最近はちょっと遠のいた感がある。

昨日のクワ湾

 最近、雨が多いので散歩をご無沙汰している。ちょっとベルトがきつくなったような気がするので、昨日は久しぶりに出掛けてみた。

 過去記事でも投稿したが、現在、クアタウン中心街の海岸が埋め立てられている。そろそろ埋め立てもほぼ完了して、これからは地盤の整備にかかるのだろう。

 埋め立て地の東端にクア川の河口があって、ここに漁師のジェテイがある。マレーシアのどの地域でもそうだが、「港」と言うものがない。

 下記画像のように河口からちょっと上流に桟橋や小屋を造って、漁船を係留している。



 潮汐は、月の引力に海水が引っ張られて発生する。と言うことは月に近いほど引力が強いと言うことになる。

 マレーシアは、赤道に近いので高緯度の日本と比べて大潮時の干満の差が大きい。なので、満潮時には河口付近にあった海水が、干潮時には干上がると言うことも珍しくない。

 それでは、漁師は干潮時はどうするのか?

 はい!出漁しないのだ。

 漁も、潮次第なのだ。

 何とも、おおらかだな~・・・・・・。

 ところで、埋め立て地に隣接する漁師の桟橋が、最近、50メートルほど沖側に移設された。まさか河口を埋めたてるはずがないが、ここも整備され漁師のジェティも多分、立派になるのだろう。

 どうせなら、川底を掘って立派な漁港にすればいいのだが、おそらく、そうはならないだろうな~。


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