2015年6月20日土曜日

出稼ぎ4年で家を建てるらしい

今朝の天候は曇り。外気温28.0℃。昨日は終日晴れ。



 昨日は金曜日でケダ州は他州の土曜日の様な日。加えて18日からラマダン入りしているためか?昨日のランカウイ島は、気の抜けたサイダーみたいな雰囲気だった。

 今年もウオーターガーデン裏の駐車場にラマダン市が開いている。が、我が家は今年も行く予定はない。

 だって、食べたいと思うような料理が売られていない。市場を一回りしただけで、食欲が減退する。

 見ているだけで、胸焼けがしそうだ・・・・。

 まあ、食文化が全く違うので、これは仕方がない・・・・。



 先日、某レストランで食事をした。

 従業員とは顔見知りで、時々簡単な会話をする。先日は細君が、従業員の彼の耳に何やら囁いた。

 何を話しているの?

 と思っていると細君が「one five zero zero?」と驚いた様子で彼に確認する。

 どうやら、彼の月収を尋ねたようだ。レストランの従業員の月収が1500RMと言うのは、結構高い。

 なので、就労ビザを取得しているのだろう。

 そして、その彼が言うには「近々、2ヶ月間ネパールに帰国するんです」と言う。「もしかして、家を建てるのか?」と尋ねると「そうです」とのこと。

 「いくらで建つの?」と尋ねると、「ten million」とのこと。

 え~と・・・ネパールのルピーは100円で約83ルピーだから、日本円で830万円?!

 そんなに高いわけがないので、彼の言い違いで「one million」83万円の間違いだと思う。

 彼はこのレストランで4年間働いている。月収から計算すると830万円を貯めることは、絶対に無理だ。

 それにしても、マレーシアで4年間働くと、ネパールでは家を建てることが出来るんだな~。だから、マレーシア周辺国からここに出稼ぎに来るんだ。

 4年間、妻子を国に残して一人で頑張ってきた彼は25歳。20歳の妻と子供が二人いるそうだ。

 異国の地での苦労が報われる日が彼にも訪れたのだ。

 よっかね。ネパール君!

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