2015年11月5日木曜日

マレー半島に記された7つの黒丸の意味は?

 今朝の天候は晴れ。外気温30.8℃。昨日も晴れ。昨夕の室内気温は30.8℃。


 ヘイズが一段落したと安心していたら、昨日はこれだ。


 ゴミ焼きの濛々たる煙が、室内に侵入してきた。マレーシアでもゴミ焼きは禁止されているが、CO2による地球温暖化なんて、知らないんじゃないだろうか?

 普通ならバケツに水をくんで、ぶっかけてやるところだが、このゴミ焼きは我がアパートの管理会社に雇われているマレー人のおっちゃんがやっているので、そうもいかない。


 あ~あ、こういうことを、きちんと教育してくれよ・・・・・。


 ところで、下記図は何のマップだか?お分かりになるだろうか?



マレー半島に7つの黒丸が記載されている。

 過去記事でも投稿しているが、マレーシアは2021年に原発2機を運転する計画だ。上記マップはその候補予定地なのだ。

 何故か?電気の大消費地であるKL近隣には建設計画がない・・・・・。

 まあ、誰が考えても、もし原発事故が発生した場合、全人口の約5分の1が暮らすKLを放射能から守るためだと、分かる・・・・。

 この黒丸・・・・・。タイランドやシンガポールにも隣接している。それも近いところでは数十キロしか離れていない。もし、原発事故が起きたら他国にまで被害を与えてしまう。

 当然、原発建設に対してはこれらの国から、大反対が起こるだろう。

 と言うことは、最初の2機は、パンコール島の近辺か?東海岸のクアンタン付近となるような気がする。

 もし、この2地域に建設されて稼働後、事故が発生しても、ランカウイ島には直接的な影響は少ないように思う。

 が、もし、ランカウイ島とペナン島の間に建設されたら、ランカウイ島は半径100キロ圏内となる。100キロ圏内は、非常に深刻な放射能汚染地域内だ。

 福島原発事故では、このエリア内では40万人が発癌するとも言われている。

 200キロ圏内では、100キロ圏内より放射能汚染は少ないが、このエリアだって長期的には影響が出てくるだろう。

 もし、ランカウイ島南方やパンコール島近辺で原発が稼働したら、帰国しようと思う・・・・。

 ところで、何故?マレーシアは原発に拘るのだろう?産油国なのに・・・・・。

 実は、マレーシアの原油の可採年数は約30年位なのだ。まあ、これは新たに大きな油田が見つかったり、採取技術が発達すれば延長されるが、それにしても将来的には輸入国になる可能性大なのだ。

 それで、今から将来の電力供給のために、原発なのだ。

 当初の計画では、2021年に初号機が稼働する予定だったが、福島原発事故の影響でもっと遅くなるそうだ。

 5年遅れたとして、2026年。あと10年後・・・・。

 多分、私達は帰国しているだろう・・・・・。

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