2016年11月11日金曜日

ニューフェースが仲間入り!それは「かぎ」

今朝の天候は晴れ。。外気温26.8℃。昨日は晴れ。昨夜の室内気温は29.2℃。


 10月27日の朝のことだった・・・・・。

 アパートの階下で「にゃ~にゃ~にゃ~にゃ~」と、鳴いている猫がいる。

 この鳴き声の主に、聞き覚えがない。

 細君が様子を見に行くと、ガリガリに痩せた黒猫がいたので、カリカリを与えると、無我夢中で食べ始めたそうだ。

 それから30分後、今度は私がカリカリをもって様子を見に行くと、細君が与えた大量のカリカリをすべて食べ尽してしまっている。

 余程、腹が減っているようなので、私も大量のカリカリを与えた。

 その日の午後、買い物で外出先から帰宅しても、同じ場所にチョコランと座っている・・・・。

 まだ、腹が減っているんだな~・・・・・。

 可哀そうに・・・・。

 撫でてあげると、かなり人懐っこい。

 飼ってあげたいけど、我が家はもう既に定員オーバーだ。
 
 
 翌朝も、同じ場所に・・・・・。

 カリカリを与えて、お腹を触ると、何やら腫瘍みたいなものが、触れる・・・・。

 結構でかい・・・・。

 そのまま、我が家に連れてきて、動物病院へ搬送!

 受付で、名前を尋ねられたが、まだ、我が家で飼うと決断してないし、当然、名前なんて彼女にはない。

 咄嗟に、カギしっぽなので、「かぎ」と命名した・・・・・。


 実は、このかぎを過去に何度か見ている・・・・。

 近所のインド系レストランの調理場で見掛けた。

 しっぽがカギで、黒猫なので脳裏に焼き付いていたが、ここには、他に半野良状態の猫が数匹いるが、どれも太っている。

 何故?かぎだけ、ガリガリに痩せ細っているんだろう?

 インディアンは、黒猫を魔物として、忌み嫌う。と、聞いたことがある。

 多分、かぎだけが、餌をもらえなかったのだろう。

 それで、ガリガリの体で、我がアパートまで歩いてきて、最後の力を振り絞って泣き叫んだのだ。

 かぎが鳴かなかったら、私たちはかぎに会えなかったかもしれない。

 今は、我が家で美味しいものをたくさん食べて、体重も2.3Kgから3Kgに増えた。


 ところで、お腹の腫瘍みたいなしこりは、ヘルニアだそうだ。

 腹膜の一部にポケットがあって、そこから腸がでているのだ。

 要は、脱腸。

 自然に治癒することもあるので、それほど心配ない。

 かぎ、よかったね!

  ところで、かぎは彼女じゃなくて、彼。だった・・・・・。


 ※Instagram ユーザー名 langkawiman_vinca